[学生向け】施設実習を高評価で乗り切るための心得 〜其の弐〜

介護について
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皆さんこんにちは、Pochiです。

今回は前回に引き続き、施設実習の心得こころえについてお話ししていきたいと思います。

前回の内容をまだご覧になっていない方は施設実習を高評価で乗り切るための心得 〜其の壱そのいち
ご覧ください!

前回は施設実習を乗り切るために、ご利用者や職員との関係づくりの方法などをお話ししてきました。

今回はさらに実習記録じっしゅうきろくや、実際に介助を行う際の注意点ちゅういてんなどをまとめていきたいと思います。

実習記録について

実習記録は実習をおこなう上でついてまわるものです。

おそらく毎日記入して、担当者のいんをもらうのではないでしょうか。

実習記録は担当者がしっかり見るので記録がしっかり書けているかどうかで実習評価ひょうかも変わってきます。

というわけでまずは実習記録についてお話ししていきます。

実習記録といっても、日誌以外に 施設情報しせつじょうほうをまとめたりする項目こうもくもあると思います。

実習期間内きかんないに実習記録は全て記入きにゅうし終わることがのぞましいため、施設までの行き方や施設の理念りねんなど自分で調べてわかるところは実習が始まる前に終わらせておくと実習中が非常ひじょうに楽になります。

ただし、施設のホームページに書いてある情報が古い場合は実習が始まってから実習担当者じっしゅうたんとうしゃに聞いておいたほうがいいです。
かならずしもホームページの情報が最新さいしんだとは限らないからです。

日誌以外にっしいがいは実習初日、2日目あたりで終わらせておくと後々記録のちのちきろくが楽になるでしょう。

これらをスムーズに記入するにはホームページで調べたりも大事ですが、初日の説明会の時にしっかりとメモしておけば、その内容も役立つと思います。

次は日誌についてです。おそらくこれが一番クセモノになるでしょう…笑

日誌は基本的に実習開始日から、実習終了日まで毎日記入するものです。

そのため実習が20日あるとすると20枚もの日誌を記入しなければならないわけです。

とはいえ、あくまで「日誌」なのでその日あった出来事できごとを記入していけば大丈夫です。
ご利用者とコミュニケーションを取ったのであればそのことや、介助についてのことなどです。

コミュニケーションについて記入する場合は会話の内容を書くと文字数もじすうかせげる上に他の人が読んでも内容が連想れんそうさせやすいです。

介助についての場合、失敗談しっぱいだん成功談せいこうだん、何を気をつけて、その結果どうだったのかなどを記入すると分かりやすいです。

例えば食事介助の場合は、ご利用者が飲み込むのを確認かくにんしてから介助を行う。その結果、ご利用者がむせこむことなく食事をすることができた、などです。

Pochi
Pochi

声かけに対し、ご利用者の反応はんのう表情ひょうじょうの変化についても書くとその時の光景こうけい想像そうぞうしやすくてよき。

実習中にその日になにを書くかある程度ていど決めておかないと、実習終了時にどの出来事を書くかなやんでしまうので、実習しているあいだに書く内容を決めておきましょう。

介助を行う機会きかいがなく、コミュニケーションについてもあまり書けることがない場合は介助の見学について書くのもいいです。

職員の声かけやそれに対してのご利用者の反応、職員のアドバイス、何に気をつけていたのか、自分の 感想かんそうなどをぜて書くといい感じになります。

介助を行う際の注意点

実習の日数が何日かったり、実習を何度かこなすと、いちから自分で介助を行う場面も増えてきます。

施設の職員が介助を実習生に任せっきりになることもあります。

ご利用者の状態に合わせて介助を行えることが一番良いのですが、それは職員でもなかなか難しいことです。

授業で習った介助を行う際の基本に合わせて介助を行うようにしましょう。

また、介助は「スピード」よりも「安全」を最優先しましょう。

Pochi
Pochi

スピードはれるとある程度早くなるから、気にしなくてよきです!

慣れてくると介助のスピードをあげようとしてしまいがちになりますが、スピードを無理にあげようとすると、重大な事故じこつながりかねません。

例えば食事介助であれば、誤嚥ごえんを引き起こしてしまう、移乗介助ではベッドや車椅子にうまく移れず、ずり落ちてしまうなどです。

事故を起こすと、インシデントレポートや事故報告書じこほうこくしょなどを記録しなければなりません。

実習中に重大な事故を起こすと実習そのものが中止となり、実習を再度さいど初めからになることもあります。

介助中は気を抜かないようにしましょう。

また、介助を行っている際に一番いけないことは「あせる」ことです。

周りの職員の介助のスピードになかなかついていけなくて焦ってしまうこともあると思います。

しかし、実習に入ったばかりでご利用者の心身の状態もまだ把握はあくできていないため、他の職員と同じスピードで介助を行うのはかなり難しいです。

一人ひとり最適さいてきなペースは違うので、自分のペースを守ることも大切です。

そして、ご利用者を転倒してしまった、むせ込んでしまったなどの 状態じょうたいの変化があればすぐに職員に知らせましょう。これは自分の介助が原因でない場合も同じです。

Pochi
Pochi

知らなかったふりをするのが一番いけないことだよ!

アセスメントについて

実習を何回か重ねると、日々の日誌に加えて「アセスメント」という課題かだいも増えるかもしれません。

私が専門学校に通っていたときはこのアセスメントも実習課題の一つにありました。

ちなみにアセスメントとは、ご利用者に関する情報を収集し、ご利用者のかかえている課題を明確めいかくにするものです。

ご利用者が入居にゅうきょする施設では、ご利用者の心身しんしんの状態をアセスメントし、そこからその方の施設での生活がより良いものになるための「課題」というものを、本人の希望きぼうやご家族の希望などと照らし合わせながら、短期たんき長期ちょうき設定せっていします。

短期は3ヶ月、長期は半年〜1年ほどです。期間が完了したらその目標が達成されたかを振り返ります。

この達成できたかを振り返ることを「評価ひょうか」といいます。
評価が終わればまた新たな課題を立てていきます。

この一通りのことを実習期間中きかんちゅうに行うというかなりハードな課題がありました。

これらを実習期間中に終わらせるためには、なるべく早くアセスメントを行うご利用者を特定とくていすることです。

 

アセスメントはご利用者本人から聞くのも良いし、ご利用者の入居記録にゅうきょきろくもあるため、職員の許可きょかを得てそこから情報を集めるのもありです。というかそこから集めるのが一番手っ取り早いです。

しかし、ご利用者とのコミュニケーションを 重要視じゅうようししている施設だと、いきなり記録は見せてくれない場合もあります。

実習生の場合は、ご利用者のご家族からの要望ようぼうを聞くのは難しいため本人に聞くのが一番ですが、自分の希望がうまく伝えることができなかったり、こちらから聞いても「なんでもいいよ」と答える方もいます。

その場合はご利用者をよく観察かんさつしたり、入居者記録をみてその方の望むことや趣味などの情報を集めたり、心身の状態について知ることが大事です。

その方の望むことが分からなければ、その方の身体の状態に注目ちゅうもくするといいです。

例えば、指が拘縮こうしゅくして動かしにくいなら指体操ゆびたいそうを取り入れてみたり、むくみがひどいなら手浴しゅよく足浴そくよくをしてみたり。

身体の状態、精神の状態を総合的そうごうてきに観察してみるとアセスメントが進みやすいと思います。

散歩さんぽを取り入れるのもご利用者にとって良い刺激しげきとなるためとてもいいです。

レクリエーションについて

実習期間中に実習生にレクリエーションを行うことを求められることがあります。

どれくらいの確率かくりつでレクリエーションを行う施設があるのかは分かりませんが、私は5回行った施設の中で1回だけレクリエーションがありました。

Pochi
Pochi

そのときはビンゴ大会をやったけど、ルール知っている人がいなくて苦戦くせんした…

このレクリエーションも正直ハードルが高いと思います。
ご利用者がどんなことに興味を持ってもらえるのか分からないからです。

代表的だいひょうてきなものに風船ふうせんバレーがあります。手で風船をたたくほか、うちわであおいで向こう側の陣地じんちに飛ばすというやり方もあるようです。

他には童謡どうようをみんなで歌ったり、みんなで折り紙を折ったりするとかだとあまり失敗がないかもしれません。

人数が少なければ知恵の輪ちえのわだったり、興味を持ってくれるなら100きんで売ってるマジックでもやっているのもアリかもしれません。塗り絵も定番ていばんですね。

何人か連れて外に散歩するのもいいと思います。
ただ従来型のような人数が多いと難しいかも…

私がレクリエーションを行った施設は介護老人保健施設で、それ以外はだいたいユニット型施設だったのでレクリエーションを行うことがほとんどなかったです。

実習生が主役でレクリエーションを行うことはあまりないとは思うのですが、一応参考いちおうさんこうまでに書いてみました。

さいごに

これでだいたい実習で起こりえそうなことはお話しすることができたと思います。

施設にはさまざまな職員がいて、なかにはあまり関わりを持ちたくない職員もいるかと思います。

しかし職員にたてつくのだけはやめといたほうがいいです。実習評価に関わることもあるからです。
評価のために職員が言ったことは素直すなおしたがっておきましょう…

職員にもご利用者にも愛想良あいそよくしているのが一番いいです。

1ヶ月の実習だとかなり滅入めいってしまうかもしれませんが、毎日実習から帰ったら自分だけの楽しみを見つけてストレスを発散はっさんするようにしましょう。

もちろん実習が楽しいのであれば、思う存分ぞんぶん実習を楽しんでください。

介護はきつい仕事ではありますが、やりがいもある仕事ではあります。
実習頑張ってください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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