【究極の選択】従来型とユニット型、結局どっちがいいの?!(ご利用者編)

介護について
この記事は約8分で読めます。

こんにちは、Pochiです。

今回はご利用者が入居する際に従来型(じゅうらいがた)とユニット型どちらがいいのかをお話ししていこうと思います。

前回は職員が働く際に従来型とユニット型のどちらがいいのかをお話ししました。

今回はご利用者編です。この記事は

・ご利用者のご家族、または本人
・入居するにあたって、従来型かユニット型か悩んでいる方

このような疑問を持つ方におすすめの記事となっています。

それでは一緒に見ていきましょう!

※ちなみにこの記事を書いている犬は何者なんだ?!と思った方はこの記事をご覧ください

そもそも従来型とユニット型とは

前回の記事を見ていない方もいると思うので、従来型とユニット型の違いを簡単に説明します。

Pochi
Pochi

主な違いは部屋の造りです!すでに知ってる方は飛ばしてください!

・従来型→病院と同じく、一部屋に2〜4つのベッドが設置してあるタイプ。「多床室(たしょうしつ)」とも言われる。

・ユニット型→ 一部屋に1つのベッドが設置してある、いわゆる「個室」タイプ。ご利用者のプライバシーの配慮のために造られた。最近はユニット型が増えてきている。

こんな感じです。

これだけみると、圧倒的にユニット型の方がいい感じに見えますが、よく見てみるとユニット型には盲点がたくさんあります。

その盲点とは何かを見ていきましょう。

圧倒的にユニット型が良さそうだが…?

従来型に比べて、個室でプライバシーを守られ、施設自体も比較的新しいユニット型はいいことづくめに見えますが、ユニット型にもデメリットはあります。

そのデメリットとはなんなのでしょうか?

料金の高さ

料金は基本的には要介護度が高くなるほど増えていきます。

介護施設には様々な要素が料金に加算されていきます。食費や居住費などなど細かいものを挙げればたくさんあります。

従来型の多床室、従来型の個室、ユニット型、いづれかによって料金も変わってきます。

ちなみに従来型にも個室はあるのですが、とても少ないです。個室を「特別室」と呼ぶこともあるくらいなのです。

もちろん、個室の方が料金は高くなります。

どれくらい違うのかお話しすると、従来型の多床室と比べて、従来型個室は月額2万5000、ユニット型は月額5万ほど高くなります。

ここでの注意点は、「毎月」高いというところです。ユニット型は毎月5万多く取られるということです。

でも「個室」なんだし、それだけの価値があるんじゃないの?

Pochi
Pochi

実はそうとも限らないのです…

「個室」は結構寂しい環境にある

個室は当たり前ですが、一人で住む(トイレやお風呂、食事は共用)のでかなり寂しい環境です。

一人が好きな方には合うかもしれませんが、そうでもない方にとっては特に寝る時などは寂しさを感じる環境だと思います。

また、夕食介助が終われば(大体19時くらい)そのままベッドに連れていかれて横になるため、朝までかなり長く感じると思います。

部屋にラジオやテレビがあれば寂しさはかなり軽減できますが、それらがない場合は、部屋のエアコンの音しか聞こえないためかなり寂しいです。

部屋にも最低限のものしか置いていないことも多いため、かなり殺風景な感じです。

また、職員もコールを鳴らさない限りは介助以外ではほとんど来ることもないです。

たしかにプライバシーは守られるが…

従来型とは違って、個室のため、おむつ交換などの介助の際に他のご利用者には見られることはないため、プライバシーは守られると思いますが、おむつ交換時にカーテンを閉めない職員もいます。

つまり、外からは丸見えということです。

内部のプライバシーは守られているけど、外部からは守られていないという全く意味のないことになることもあります。

こればかりは職員によって左右されるため、入所前での判断は難しいですが、入所するときにしっかり伝えておけば、職員間で情報提供がされるためカーテンの閉め忘れは無くなると思います。

Pochi
Pochi

おむつ交換時にカーテンを閉めるのは当たり前だけどね…

ユニット型でも個別サービスがしっかりしているとは限らない

ユニット型はご利用者のプライバシーを確保し、一人ひとりに合ったサービスを提供するという理念のもとで造られています。

個室にすることで、ご利用者の以前の生活環境にできるだけ近い環境にするという狙いがあるわけです。

しかし、部屋にテレビやラジオもなく、音の無い生活は以前の生活環境に近いとは言えないでしょう。

また、個別サービスが行き届くとも限りません。

なぜなら、職員の数が圧倒的に不足しているからです。

ユニット型の場合、職員1人でご利用者10人を見ることも少なくありません。
そんな状態ではご利用者1人ひとりに個別サービスを提供する余裕も時間もないのです。

職員はある程度決められた時間内に業務を進めていかなければならないため、職員の数が少なければ少ないほどご利用者に最低限のサービスしか提供できなくなるのです。

そのため、ユニット型だからといって期待しすぎると後悔する可能性もあります。

ユニット型に向いている人

次はユニット型に向いている人について見ていきましょう。

ユニット型に向いている人はこんな人です。

・お金に余裕のある方

・あまり人と関わらず、自分のペースで過ごしたい方

・静かに暮らしたい方

このような方はユニット型の方が合っていると言えます。

逆にお金に余裕がない方、人と関わるのが好きな方、寂しがりな方はユニット型よりも従来型の方が合っているでしょう。

入所前に見学しておくと、自分に合っているかどうかを判断しやすいです。

従来型の利点

従来型は病院と同じつくりのため、個室ではありませんが、従来型にも少しだけ個室はあります。

また、1フロアに20〜40人ほどのご利用者がいるため、人と関わるのが好きな方にはぴったりです。

そして、従来型の場合はレクリエーションを頻繁に行う施設も多いので、施設での生活を楽しみたい方にはオススメできます。

ユニット型の場合はそもそもの職員の人数が少ないためレクリエーションができないことも多いです。

料金もユニット型よりは安いのでご家族の負担も減らすことはできます。

従来型とユニット型の共用場所はどう?

ユニット型の場合は1ユニットが少人数のため、食堂は小さめです。

また、トイレは個室で、お風呂も一人ずつ入ることが多いです。

しかし、お風呂の場合は他のご利用者がすでに待機していることも多いため、ゆっくりお風呂に浸かることはほとんどできないと思います。

また、これはユニット型も従来型も当てはまりますが、入浴の時間は決まっているため慌ただしくなることが多く、ゆっくり自分のペースで進めることが不可能です。

従来型の場合は食堂がかなり広いです。1フロアのご利用者全員が食事をするため必然的に広くなります。

トイレは個室もあれば、共用の場合もあり、施設によります。

お風呂は自立している方が入るお風呂(個浴といいます)だと大浴場がある施設もあります。

こういった共用場所がどうなのかも入所前にしっかり把握しておく必要があるでしょう。

さいごに

いかがでしたか?

ユニット型は個室というメリットはありますが、個室だから故のデメリットも存在します。

ご本人やご家族でよく相談してから施設を決めることをオススメします。

また、一度施設に決まって入居すれば亡くなるまで過ごすことになるので、慎重に決めた方がいいです。

今回は従来型とユニット型どちらがいいのかについてお話ししました。

この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

管理人のひとりごと

毎度恒例のひとりごとでございます。

これを知らない方もいると思うのでいっておくと、管理人が言いたいことをただただ言うという自己満足となんら変わらないこのコーナー。

たまに大切なことを言っている時もあるので、暇で仕方ないから見てやるかと思った時に見てくれると嬉しいですね。

今回はユニット型と従来型についてお話ししました。

私はユニット型の経験がほとんどなのですが、勤務していると「ここは牢屋か?」と思うことがあります。

時間も決まっていて、お風呂やトイレも自分のペースでできず、ご飯もお世辞にもそんな美味しくない、いきなり起こされて食堂に連れていかれてそのまま放置…

こんなことが日常茶飯事に起きています。

これは言っていいのかわかりませんが、私が勤めていた施設で職員がしっかりしているのは面会に来ている時くらいです。

そんな感じなので施設を決めるときは慎重に決めるほうがいいです。選んだ施設によってその後の生活、人生が変わると言っても過言ではありません。

今回のひとりごとはこれくらいにしておきます笑

ひとりごとを見てくれた方、ありがとうございました!

またお会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました